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宇都宮美術館WS「3Dプリンターを使って自分だけのチョコレート型をつくろう!」

  • 執筆者の写真: Masashi Ishikawa
    Masashi Ishikawa
  • 2024年4月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年4月5日


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3Dプリンターを使って自分だけのチョコレート型をつくろう!

2024年 3月30日(土)〜3月31日(日)@宇都宮美術館


宇都宮美術館で行ったWSの記録です。

現在開催中の企画展「イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い」に併せて、関連イベントとして開催しました。

ネッツハマー氏はスイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家です。彼の作品には人体をモチーフにした表現が多く、近年は作品に3Dプリンターを使っているという類似点からお声掛けいただきました。


いつもは専門分野である金属を使ったワークショップになりがちですが、今回は3Dプリンターを使うことが前提ということもあり新しい形にチャレンジしました。これまで鯛焼きっぽいものや落雁などもやって来ましたが、チョコレートも含めて全て”型”という共通点があります。普段行っている鋳金技法も”型”の技術であり、溶解した金属を型に流し込む技法です。


1日目は約2.5時間という作業時間の中、絵を描いてもらい、3Dデータ化し、3Dプリント、シリコン型取り……と詰め込みスケジュールでしたが、なんとか完遂することができました。

時間短縮による強めの積層跡も、面白い表情になったと思います。


シリコンを流すまでは時間との戦いで緊張していましたが、チョコレートを流す工程は完全にお料理教室の趣きで楽しかったですね。また機会があれば実施したいな〜というワークショップでした。


この日に限って関東は気温が高かったので、皆さん溶かさず持って帰れたかだけが心配です…。

ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた宇都宮美術館の皆さま、ありがとうございました。



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サンプルを見せながら作業の説明

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チョコレートにしたい形を実寸大で描いていただきました。


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3Dプリンターの説明

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印刷完了!造形物を取り外します。

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シリコンの計量。皆さん初めて扱う素材です。

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ここにシリコンを流し込みます。

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流し込みます。


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1日目終了!





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2日目。硬化したシリコン型から原型を取り外します。

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お料理教室の趣き


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完成した型にチョコレートを流し込みます。


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チョコレートが固まるまでの30分はミニ講義





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無事固まりました!チョコレートを取り出します。




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3Dプリントの積層跡が面白い表情になっています。

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細かい文字もしっかりできました

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完成!トータル5時間弱のWSでしたが、濃密な時間でした。







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